流れ星
作:NO.185 聖 水月さん



俺は兄ちゃんに捨てられた

あの流れ星が落ちた日
俺は父さんも母さんも村も静かで平和な暮らしも・・・
何もかもを奪われて・・・
でも兄ちゃんは傍にいる
ずっと一緒にいてくれる・・・
そう思っていたのに
兄ちゃんにすら捨てられた
あんなに信じていたのに・・・

だから俺は心を殺した
非情になろうとした
あの流れ星以上に・・・

流れ星が願いを叶えるなんて
希望を与えるなんて大嘘だ
流れ星は悪の星
魔の星 凶星
災いを振りまくだけ・・・

俺は流れ星に心を殺された!!





コメントも載せさせていただきます♪


流星伝の前半部分です。
流れ星の解釈は国によって違いますが、あのあたりの角宿の感覚ならこんな感じ…かな?と思い、書 いてみました。
亢宿偏が亢宿の優しさなら、角宿偏は角宿の真直ぐで純粋だったがゆえになってしまった凶悪さ(?) みたいなものを出したいなと思いました。
こうしてみると本等に2人って真逆ですね。
同じ事でも全く別の解釈してそうです・・・。
仲が良くて顔がそっくりで双子ならではの通信手段は、本当に「双子」らしいのですが、他の部分は 本当に兄弟かと疑ってしまうほどだと思います・・・。